05 誕生日はいつ?
第5回目のテーマは"自己紹介~誕生日編~”です。
まずその前に、ルワンダでは授業変更などで、急遽授業が中止になったりすることがよくあります。ですから補講をどこかでしなければいけません。今回は校内テストの復習期間(テストに向けての復習する時間)を使って、私が日本語を教えている2クラスの合同クラスをしました。
↓レンガ科(男子クラス)
日本には馴染みがないですが、レンガ作りの家を建てる勉強をしています。
↓服飾科(女子クラス)
さて、今回のテーマは、誕生日です。
カレンダーを使って日本語で誕生日が言えるようになれればいいな。
Step 1 数字(1~20)を覚える。
ローマ字でふりがなをふっているので、黒板に貼ってあるとみんな勝手に読み始めます。
(※20までというのは、生徒たちからの要望)
(※ci=「ち」ルワンダ語表記)
Step 2 月の読み方(1月、2月…12月)を覚える。
Step 3 自分の誕生月を紹介する。
【話す文】 誕生日は○月です。
Step 4 質問をし答える。(生徒同士で練習)
【話す文】
(生徒A) Q:誕生日はいつですか?
(生徒B) A:誕生日は○月です。
彼女は日にちまで言いたいとのことなので、教えました。 カレンダーを使うことで、視覚的にも伝わりやすかったです。
Step 5 動画撮影
【話す文】誕生日は○月(○日)です。
今回は人数が多かったため、自主的にやりたい生徒だけにしました。覚えられなくてなかなか言えない生徒には、クラスメイトがカンペを作って助けてくれます。
誕生月だけでなく、日にちも言いたいと希望する生徒には、それぞれ教えました。
Step 6 動画確認
毎回動画撮影するので、だんだん慣れてきて、撮影する位置とか結構リクエストされます。特に見た目を重視するルワンダ人は坊主でも髪型や服装の身だしなみを気にします。
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数字は数の数え方と日にちの言い方が違うので、教えるのが難しいことに気が付きました。日にちは31まであるので、ホントはそこまでははやりたかったけど、人数と時間の関係で今回は断念しました。日本語を教えるって難しいと実感。
また、生徒たちはテストが気になるみたいで、「テストは何点満点?」「どんな問題?」と聞いてきます。当初、テストは実施しない方向だったのですが、日本語も授業の一環だからテストで点数をつけて欲しいと校長から言われ、簡単なクイズを作りました。学校で行う授業科目には、点数をつけたがるルワンダ人。去年、日本文化紹介で書道体験した時もペーパーテストで点数つけてくれと頼まれたが、さすがに断りました。
どんなテスト問題だったかは、次回紹介したいと思います!