ルワンダでにほんご

青年海外協力隊の服飾隊員でルワンダの職業訓練校に派遣中、配属先から日本語コースをしてほしいと依頼が……日本語を教えたこともない私が奮闘した3か月の記録

10 七夕~短冊に願い事を書いてみよう~

こんにちは!

日本は七夕の季節ですね。

ちょうど7/7に日本語の授業があったので、七夕を絡めた授業を行いました。

 

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 七夕の歴史について説明したり、

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織姫と彦星について話してみたり、

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 短冊に願い事を書くと叶うと言われていること話しました。

 

願い事を短冊に書いてみよう!

ということで、折り紙に願い事を書いてもらいました。

願い事を書いてと言っても、初めてのことなのでなかなか書けないと思ったので、例文を出して説明しました。

 

例1:○○がほしい。(車,お金)

すると生徒たちから”Boy friend” ,”Girl friend”は日本語で何て言うか聞かれました。

 

例2:○○になりたい。(先生、医者)

生徒からの質問:学生、仕立て屋

 

例3:○○に行きたい。(日本、タンザニア、ウガンダなど)

生徒からの質問:アメリカ、天国

 

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はじめに、ひらがなで「くるまがほしい」「せんせいになりたい」「にほんにいきたい」と書いて、日本の文字でこう書くよと言ったら、難しいと言われてしまいました。中には真似してひらがなで短冊に願い事を書いている生徒もいました。

 

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「かのじょがほしい」「にほんにいきたい」 と ジャンブリーネは書いたのだと思います。

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座学だけだと生徒たちも飽きてきてしまうので、日本文化紹介を取り入れながら日本語を教えてみました。

七夕を紹介するときに、織姫と彦星の話をしながら写真を見せていたら彦星がひく牛の鼻に輪が付いていたのが面白かったようで爆笑していました。ルワンダでは鼻輪をした牛は見かけません。

生徒たちが日常生活で目にするものや、ルワンダでは一般的なこととを日本と比べながら授業を進めていくと生徒たちの興味を惹くようです。

 

そして、2学期ももうすぐ終わります。授業もあと2,3回でテスト期間が始まる予定です。学期末テストの代わりに「明日があるさ」の発表会でもしようかなと考えています。

 

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